子どもたちの意見や夢を絵に反映!グラレコの力をまちづくりに活かす

グラレココラム

こんにちは、グラフィックレコーダー、とんぷです。

10月14日(土)15日(日)に埼玉県狭山市にて、彩の国マルシェがあり、グラフィックレコーダーのチームとして、ブースを担当いたしました。

今回は14日と15日で担当していた内容が異なるため、別々でご紹介いたします。

14日は住民の夢や目標を可視化して応援するブース

14日は、屋外の市民センター前のスペースにて、マルシェ参加者の夢や目標をヒアリングして、それを絵にしながら、応援するブースを担当しました。当日は、冷え込み人通りも少ない中でも60人近くの方々のお話を聞きながら、イラストを描かせていただきました。

当日の流れ

子どもたちがメインなので、「アイドルになりたい」や「アニメキャラみたいになりたい」というものが多かったですが、中には、以前の七夕イベントをやった際にもいらっしゃった人が来て「描いてもらったことが無事に叶いました」などと嬉しいお言葉もいただきました。

中には、子育て中のお母さんが「お話を聞いていただき、ありがとうございます!久しぶりに外出したので、たくさん話を聞いてもらえてスッキリしました!」という声もいただくことも。

 

15日は模造紙にまちの「あったらいいな」を描いていく

市民センターのホールにて、子どもや親御さんたちの話を聞いて、模造紙にまちにこんなものがあったらいいな、を聞きながら、それを描いて貼っていくワークショップを実施。

実施前の模造紙

 

こどもたちの話を聞きながら、それを付箋で描いて、貼っていきます。

まとめ方も、まちの雰囲気になるようにカテゴライズしていきながら、形作っていきます。

付箋や建物などのアイコンを切って貼っていき、それをまちのように形作っていく。

子どもたちが自分たちで色を塗るブースも

描いていく中で「アイスクリーム屋さん」がたくさんできたり、駅の近くに「公園」を作って欲しいなど、住んでいる方々の意見がふらっとな形で可視化されていきました。親御さんたちに聞いてみると、確かにアイスクリーム屋さんに行くのに隣町まで車で出かける、など、見えてくることもあるようです。

今回初の試みでしたが、まちの潜在的なニーズをイラスト化して拾い上げることにも活用できるのではないか、と考えています。

今後もグラレコのスキルをまちづくりの中での活かす方法を広げていきたいと思います。

市民センターに飾られるミライマップ