グラレコでまちおこし!?会話のきっかけを作る地域イベントの活用例。

グラレココラム

こんにちは、グラフィックレコーダー、とんぷです。最近、ホームページやSNSなどを通して、地域おこしの中で、グラレコをしてほしい、と依頼されることが増えてきました。

今回は地域おこしとして、参加したイベントを紹介させていただきます。

①夢詣(現在は初夢開き)

私が知る限りで、最初に、地域おこしに多くのグラフィックレコーダーが関わり出したのは、「夢詣」(今は初夢開きという名称に変更)というイベントからだと認識しています。

初詣に来た人の夢を、絵で描いて後押しする「夢詣2022」開催

詳しくは、リンク先に書いてありますが、こちらは初詣等にきた人の願い事をグラフィックレコーダーが絵馬に話を聞きながら、イラスト化する、という取り組みです。

こちらは東京都の小野照咲神社にて、定期的に1月(初詣)と7月(七夕)に行われています。神社にお参りすることを目的に来た人、元々夢詣を知っている人が多く訪れるイベントです。

②絵短冊

こちらは、夢詣と内容はほとんど変わりませんが、七夕の短冊に特化したイベントです。夢詣との違いは、単独したイベントではなく、狭山市駅前の夏の七夕祭りの1コーナーとして行われている点です。

お祭りに来た親子連れの人、学生、古くからまちに住んでいる人など、老若男女幅広い人が参加するイベントになりました。

完成した短冊は、できる限り展示の協力をお願いしていましたが、

描いてもらった人が、喜んで持って帰る様子が印象的でした。

また、親子で「そんなこと将来考えてたんだ!」などの会話のきっかけになっていることも面白かったです。もしかしたら、持ち帰った人の家でも新たな会話が生まれているかもしれませんね。

③夢年輪

UR多摩ニュータウン永山団地にて、住民の「こういうまちになったらいいな」「将来こういうことをしたい」といった願い事を書き出して、絵にするイベントです。

イラストの様子(動画)

願い事はマグネットシートにグラフィックを描き、旧小学校跡地の工事塀に張り出しています。

イラストを通して、「住民のこういうまちになったらいいな」が広がったり、あまり交流できなかった人同士の会話のきっかけが広がればと思います。

 

 

 

 

 

 

この他にも、グラフィックレコーダーが関わる地域おこしのイベントは少しずつ増えてきていると感じます。

正確には、グラレコ、とはまた違うものだと思いますが、グラフィックレコーダーがまちづくりに携わることで、交流のきっかけ作りになったり、新しいアイデアの風を入れることができるのではないでしょうか。

町の人のリアルな反応をイラストや会話を元にすぐに受けとることができるのが、こういった活動の魅力だと感じます。

上記のような地域おこしへのグラフィックの使われ方がもっと広がれば私としても嬉しいです。

私もグラフィックレコーダーとして、夢や願い事を可視化しておりますので、ご依頼の際は、お気軽に下記リンクからご連絡ください。