グラレコ描くなら手描きかiPadか?両者のメリット、デメリットを解説

グラレココラム

グラレコという言葉が一般的に使われ始め、それを行う人も増えてきましたが、ノートや模造紙など実際に紙で描く人、IPadなどの電子機器を用いて描く人に分かれます。

では、実際的にグラレコを始めるなら、どちらの方がいいか。2つのやり方を比較してみました。

値段感で選ぶ。iPadは本気で仕事として取り入れたい人向け

紙やノート、模造紙で描くグラレコは、比較的、道具も揃えやすく、値段もそんなにかかりません。

大体の値段感としては、下記のようになります。

名前 価格 備考
フリクションペン 約 200円 間違えたとき修正が効く
スケッチブック 約 150円 罫線が入ってないものがいい
マイルドライナー5色セット 約 500円 色付けに便利
マス目模造紙 約 200円
プロッキー 約 1,000円 模造紙用。裏うつりしない。
タックシール(白) 約 200円 模造紙用。誤字の上から貼ってパッと修正できる。
合計 約 2,250円

対して、iPadでグラレコを行う場合は、下記のように安い買い物ではありません。

名前 価格 備考
iPad 約 40,000円〜100,000円
Apple Pencil 約 10,000円
保護フィルム 約 2,000円 書き味の良さを推しているものがいい
アプリ 約 1,000円 必要に応じて
合計 約 5,0000円〜約110,000円

iPadでグラレコをしようという人は、本気で仕事として取り組みたい人向けだと思います。ただ、根が張るだけに得られるメリットも大きくなります。

持ち運び楽々。Apple Pencil1つで様々なペンに変化。

iPadグラレコの最大の長所は、Apple Pencilが色やペンの太さ、濃さ、種類を自由に変化させることができるところでしょう。

手描きと違って、何本もペンを用意する必要もありませんし、描くための紙を用意する必要もありません。作成したグラレコは、ボタンひとつでiPhoneやmacに共有することができます。

また、文字の修正もサッとできたり、描いた文字やイラストの大きさを自由に変化させることも可能です。

Procreateと言うiPadのアプリを用いれば、描いたグラレコをタイムラプスで映すことも可能になります。

遠方に出張で描きに行く場合などは、比較的に荷物を少なくして、グラレコの仕事に行くことができると言うことになります。

iPadグラレコの弊害。充電はこまめに。

iPadグラレコで気をつけたいのは、iPadとApple Pencilの充電です。どちらかでも充電がされていない状態だと、ただの荷物になってしまいます。

また、Apple Pencilは長く使っていたり、描く際に力がこもってしまうと、先端が削れ、接触不良から反応しなくなる場合があります。

そうなってしまうと、新しくApple Pencilを買う必要が出てくるのです。突然のトラブル時に弱いのが、iPadグラレコの弱点になりますので、グラレコする際は、余裕を持ってチェックしておくようにしましょう。

また、iPadグラレコから始め、それに慣れてしまうと、手描きでの修正、幅感覚が難しくなってきます。手描きは、一回一回の修正に時間がかかる分、一回でキレイにまとめようという意識が強くなります。

2つのグラレコを比較。

2つのグラレコの特徴を比較してみました。

手描きグラレコについては、安価に始められる分、ペンの他に、修正液や紙など、付属品を持ち歩く必要があります。

一方、iPadグラレコは高価になる分、持ち運びの荷物が少なくなり、修正もタッチひとつでできるお手軽さがあります。

手描きグラレコ iPadグラレコ
価格 3,000円程度 50,000円〜110,000円程度
持ち運びの量 多い 少ない
色の種類 制限あり 制限なし
緊急時の対応 代用が効く 代用が効かない
修正の難度 難しい 簡単

まとめ

手描き、iPadどちらにもメリット・デメリットはあります。しかし、ベースとして手描きグラレコを整え、そこからiPadグラレコまで手を広げていくことがいい流れになると考えています。

前線で活躍するグラフィックレコーダーはどちらも対応できる人が多いです。イベントによって、描き方を変えてみるなど、両方できるようにしておくことが、グラフィックレコーダーとして重要です。